オリエント急行で実際に使われていた豪華列車の車内でスイーツと飲み物をいただけると聞いて、箱根ラリック美術館に併設の「ル・トラン(le train)」に行ってきました!場所や予約方法、料金、体験までの流れをメモしておきます。
○場所
「ル・トラン」はラリック美術館に併設されている施設です。なお、ラリック美術館に入場せずにル・トランだけ体験することもできます。(みなさま既にお気づきかもしれませんが、ル・トラン = le train(フランス語) = the train = 電車、ですね!)
ラリック美術館へは、車または、小田原駅や箱根湯本駅からバスに乗って向かいます。箱根への道は、ハイシーズンは渋滞が激しいため、小田原駅からバスに乗るよりもできるだけギリギリまで電車で移動するのがおすすめです。
○予約方法
各時間定員20名の完全予約制で、予約するためには当日現地で受付に行く必要があります。(電話予約やネット予約は受け付けていないそうです。)
写真のように、参加可能時間が設定されています。パンデミックの影響で、「消毒, 換気」の時間を確保しているため、枠に記載の全ての時間帯で参加できるわけではないようです。
ラリック美術館のカフェ「LYS」のモーニング提供が朝8:45からなのですが、そのオープン時間に合わせて8:45からル・トランの受付も開始します。
予約時に時間の指定ができるわけではなく、早い時間から順に予約を入れていくことになります。なお、「13:00からの回は旅行会社のツアーで埋まっているため、遅い時間しか案内できない」ということもあるそうです。
私はラリック美術館すぐ近くのホテル「ハーベストクラブ箱根甲子園」に宿泊しており、朝オープンと同時ぐらいに予約しに行ったので、1番早い回になりました。
ホテル詳細はブログに記載しているので、お時間あればご覧ください。
三連休のような混み合う日でも、オープンと同時に行けば特に並ぶほどでもなくすんなり予約できるみたいです。お昼過ぎに行っても大丈夫だったという話も聞きましたが、紅葉シーズンなど箱根が混み合う時期は早めの時間に行くのが安心かもしれません。
予約の時点で料金を支払い、ドリンクをコーヒー・紅茶・ハーブティーから選びます。スイーツは一種類のみの提供のようで、選ぶことはできません。
○料金
料金は1人2,200円で、飲み物とスイーツ代が含まれています。
○体験の流れ
到着するとまず、切符(予約券)を提示して車両のある場所に入り、車両の脇のスペースでガラス職人/宝石職人のラリックや車体に関する解説映像を鑑賞します。そして、予約順に名前を呼ばれ、車内に入ります。
車内の席には既に飲み物とスイーツが用意されており、それぞれおしゃべりしながらオリエント急行の車両を楽しむことができます。
ラリックの装飾をここまで近くで見ることができるのも素敵な体験ですね!
スタッフの方が順番に写真撮影に回ってきてくれるので、スマホやカメラを渡してお願いします。
時間になるとスタッフの方の誘導で降車となりますが、列車の外で再度スタッフの方が写真を撮影してくれます。こちらから頼まなくても全員に対応してくれるのが嬉しいポイントです。
以上、「ル・トラン」乗車体験の記録でした。今後箱根に行く方の参考になれば幸いです。