まだ桜(ソメイヨシノ)が咲く前の京都でも春を感じられる長徳寺や城南宮、天気が悪くても素敵な写真を撮影できるkoé donuts kyotoやウェスティン都ホテル京都などのスポットを巡る、カメラ旅におすすめのモデルプランのご紹介です。
1日目
10:00 京都駅
京都駅から近鉄京都線に乗り、竹田駅まで向かいます。(地下鉄烏丸線を利用してもほぼ同じ所要時間で京都駅から竹田駅まで行くことができますが、烏丸線の方が50円高いため近鉄を利用しました(笑))
10:30 城南宮
竹田駅から歩いて15分強で城南宮に到着です。
落椿と枝垂れ梅のコラボレーションを楽しめる城南宮。梅と椿の撮影の際は、空を写さないため多少天気が良くなくても写真に影響しないのが嬉しいポイントです。
庭園入場料は800円でした。
12:00 うどん 大河
城南宮から25分程度歩いてうどん屋さん「大河」に到着しました。竹田駅から見て城南宮と反対方向にあるのが大変ポイントですが、美味しそうだったで行ってみることにしました。車なら7分とのことなので、タクシーを使ってしまうのものおすすめです。
ちょうどお昼時に行ってしまったので、待ち時間は長めの40分程度でした。予約不可のお店なので待つしかありません(笑)店内は席と席の間が離れており、このご時世なので、待ってでも広々座れる方がいいかなと思いました。
天ぷらが本当に美味しく、特に私はホワイトアスパラが一番でした。普段脇役になりがちの野菜もみんな主役級の美味しさで、これは確かに並ぶだろうなという印象でした。野菜天ぷらのセットで1,680円でした。
14:30 ウェスティン都ホテル京都
竹田駅まで戻り、今度は地下鉄烏丸線に載って蹴上駅まで向かいます。ソメイヨシノの咲いている季節であれば蹴上インクラインにも立ち寄りたいところですが、3月前半から半ばあたりはまだ咲いていないのでウェスティン都ホテル京都に直行します。今回のお目当てはこちらの桜プティスイーツBOX。
購入方法や感想は下記に記載しているので合わせてご覧ください。
たくさん歩いて疲れたこともあり、カフェメイフェアで春らしいスイーツ(桜のモンブラン)をいただきました。ドリンクとセットで3,500円と高級ホテルらしいお値段です。でも、味だけでなく、広々した空間を贅沢に利用できることも含めてのお値段と言われれば納得ですね!清潔で広いトイレも地味に嬉しいポイント(笑)
フルーツサンドも美味しそうです。こちらはドリンクセットで3,000円です。ちゃんとイチゴがたっぷり入っています。
そしてウェスティン都ホテル京都にきたら外せないのがハート型の螺旋階段。本館ではなく西館にあります。本館から建物を出ずに行くには、結婚式の打ち合わせスペースのようなところを通ることになります。場所が分からずキョロキョロしている私たちを、スタッフの方が親切に連れて行ってくれたおかげで無事辿り着けましたが…(笑)「写真撮りましょうか?」とまで言っていただいて、本当に素敵なスタッフさんでした。
地下から見上げるように撮影することで、綺麗なハートが撮影できます。
18:30 二条城
春のライトアップ「NAKED FLOWERS 2022-桜-」開催中の二条城へやってきました。こちら、事前にチケット購入が必要です。一人1,800円でした。
桜診断という名の、職業やメアドを入力する属性アンケート(笑)に答えると、カラフルな提灯を受け取ることができ、提灯を持って歩くスタイルとなっています。提灯をおくと提灯の色に合わせたライトが光る仕掛けなどがありました。
肉眼で見るより、カメラのシャッタースピードを落として撮影した方が綺麗に見える場所もあります。
満開の桜がライトアップされていればもっと綺麗だっただろうなという箇所もありましたが、桜が咲いていなくても桜ライトアップで十分楽しめました!
19:45 京都 和久傳でテイクアウト
二条城を少し早めに切り上げて、京都 和久傳にやってきました。こちらで「鯛の黒寿し」と「鯖寿し」をテイクアウトします。詳しくは下記の記事で書いているので、よければご覧ください。
普段は22時まで営業しているので、空腹に耐えられる方はもう少し二条城を楽しんでもいいかもしれません。
和久傳と同じ京都伊勢丹にある洛甘舎で缶ケーキ「洛缶CAKE」をデザートに購入しました。食いしん坊…(笑)
20:30 梅小路ポテル京都
今回は梅小路ポテル京都に宿泊しました。
コーヒーを、豆をひくところから入れられたり、お酒やジュースなどのドリンクコーナーがあったり(置かれているスナックも無料とは思えない美味しさ)、卓球台や大浴場があったりと、お部屋以外でも楽しむことができるお宿でした。
屋上からは京都の街並みが一望できます。
2日目
8:30 Sir Thomas LIPTON
京都駅すぐのポルタにあるSir Thomas LIPTONでモーニングをいただきました。
「トッピングではなくパンケーキ自体で勝負するぞ」という意気込みが感じられるような?(笑)美味しさでした。さすがリプトン、紅茶も美味しいです。
10:00 着物レンタルのお店へ
着付けやヘアメイク時に待ち時間をできるだけ短くするために、着物レンタルは早い時間を予約して早めに到着した方がいいですね!
12:00 阿古屋茶屋
ランチは、カラフルなお漬物バイキングがいただける阿古屋茶屋にしました。このお店、予約は不可ですが、名前を入り口で記入した後は一旦離れてもいい仕組みになっています。(呼ばれる頃には戻る必要がありますが。)
なので、名前を記入して産寧坂周辺を散策することにしました。これぞ京都という街並みに、かわいいお土産やさんもあり、歩いていて飽きませんね。
40分程度で入店することができました。
色々な野菜が、その野菜にあった漬け方で味付けされており、ひとつひとつ楽しみながら食べることができます。最中を自分で作って食べることもでき、しょっぱい→甘い→しょっぱいのループでたくさん食べてしまいました(笑)
ところでですが、お味噌汁やお茶は自分でテーブルのポットからお湯を注いで作り、ご飯やお漬物はバイキング形式で取りに行きます。火を使った調理が発生せず、お漬物もその他食材も長期保存が効くものばかり。おいしいお漬物を見つけて定期的に買い付ければ、料理の腕前も関係ありません。めちゃくちゃ頭のいい営業スタイルだなと感動しました。一人1,600円でした。
14:00 長徳寺
出町柳駅すぐの長徳寺は、早咲きのおかめ桜がガラスに反射して美しいと評判のスポットです。
撮影スポットが限られているため、譲り合っての撮影となります。生垣の向こうから撮影することで、桜の下から撮影している人が写真に入ってしまう確率が減ります。被写体として人を入れる写真を撮影する場合は、短時間で撮影を終えて場所を開け渡せるので、この方法がおすすめです!
15:00 北野天満宮
バスを利用して北野天満宮に到着です。
菅原道真の歌「東風(こち)吹かば におひをおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」(春風が吹いたら、匂いを京都から太宰府まで送ってくれ、梅の花よ。主がいなくても春を忘れるなよ)という切ない歌を思い出させるかのように、たくさん梅が植えられています。「切ないね」なんて言いながらも梅の花の撮影に夢中になる現金な私たちです(笑)
学問の神様に、お参りをしておきましょう。人生いつまでも学び続けねばですからね…!
かっこいい花手水もありました。
百人一首のプレートと梅の花のコラボを撮影し逃してしまったので、次回はちゃんとカメラに収めたいと思います。
16:30 koé donuts kyoto
隈研吾氏が内装を手掛けたという「コエ ドーナツ」の1号店におやつを食べにきました。
なんと運営しているのは、アース ミュージック&エコロジーをはじめとするアパレル事業を展開しているストライプインターナショナルだそうです。
正当派ドーナツの上に厳選された素材を使ったトッピングがのせられています。
18:00 着物返却→京都駅へ
着物を返却して京都駅に向かいます。これぐらいの時間に京都を出発すれば、関東まででも帰ることができますね。
以上、桜(ソメイヨシノ)が開花する前でも京都を楽しめるモデルプランのご紹介でした。