どこかにビューーンで盛岡に行けることになったので、週末に岩手に行ってきました。金曜仕事終わりに出発して、土曜の朝から観光するプランとなっています。どこかにビューーンではない予約の方は、土曜の朝出発してもほぼ同じプランで観光できます。(詳しくは本文最後で説明します。)
NYタイムズで「今年行くべき世界の旅行先」世界第2位に選ばれた、盛岡を満喫できるプランなので、盛岡旅行(岩手旅行)を考え中の方に参考にしていただけると嬉しいです。
JR東日本のお得なサービス「どこかにビューーン」については下記記事をご覧ください。
Day1
22:30 盛岡駅着
東京駅から盛岡駅までは、新幹線はやぶさで2時間強の距離です。仕事終わりに新幹線に乗り、盛岡に金曜夜に到着しておくことで、土日をたっぷり観光に使うことができます!
今までに盛岡で宿泊した中で、おすすめのホテルはこちらです。
↑駅近でコスパ抜群◎部屋も新しくて清潔感があります。
↑駅からは徒歩10 分程度かかりますが、観光に便利な繁華街の中心にあります。全面リニューアルしたお部屋で、ベッドの周りがスリッパを脱いで歩けるつくりになっているところが良かったです。直前に見つけたにしては、穴場な満足度の高いホテルでした!
Day2
この日は平泉をメインに観光します。私たちは、中尊寺を巡った後に陸前高田を訪れたかったため車を借りましたが、かわりに毛越寺を観光するのであれば、電車+循環バスでの移動も可能です!
9:30 盛岡駅でレンタカーを
盛岡駅近くのレンタカーで車を借りて平泉に向かいます。
10:30 宮沢賢治童話村
中尊寺に向かう途中、花巻市にある宮沢賢治童話村に立ち寄りました。夏の期間は夜にライトアップされるらしいので、行きではなく、帰りに立ち寄るのもいいかもしれません。
2023年夏のライトアップは、7月22日から10月29日(日)までの土・日・祝日だそうです。
12:00 中尊寺
源義経を匿って、源頼朝により滅亡に追いやられた奥州藤原氏。その藤原氏4代のミイラが安置されているのが中尊寺金色堂です。現在ミイラは非公開で且つ、金色堂は撮影禁止であの金色の建物の美しさをお伝えできないのが残念ですが…!
6月は紫陽花も咲いていました♡立派なモミジの木がたくさんあったので、秋にも訪れたい場所です。坂道も多いので、歩きやすい靴がおすすめです。
13:45 駅前芭蕉館
平泉駅すぐのところにある、「駅前芭蕉館」でお蕎麦のランチをいただきました。
盛り出し式といって、すでに盛られた状態で提供されるわんこそばなので、ゆっくりわんこそばを楽しめます!
16:00 陸前高田市
3.11から10年以上の月日がたち、道路などはかなり整備されたという陸前高田を訪れることにしました。昔は家が立ち並んでいたという更地になった区画は、気軽な気持ちでは見ることができません。
防波堤が整備された東日本大震災津波伝承館や、4階まで津波が貫通したというアパートを訪れました。万が一、今揺れたらどの方向に逃げようか…と確認しながらの滞在でしたが、今の陸前高田の日常を垣間見られたのはよかったと思います。
20:00 やまなか屋
一旦ホテルに帰って車をとめ、晩御飯に向かいます。晩御飯には盛岡冷麺をいただきました。ちなみに盛岡冷麺は、朝鮮半島に伝わる咸興冷麺と平壌冷麺を融合させたのが始まりだそうです。
21:00 ホテルへ
ホテルに帰ってゆっくりします。仕事に支障をきたさずに週末旅を楽しむ一番のポイントは、なんといっても睡眠時間を確保することです!
Day3
9:00 レンタカー返却
盛岡駅でレンタカー返却です。この時に荷物を盛岡駅まで運んで、コインロッカーに預けておくと帰る時に便利です。
9:30 岩手県立美術館
盛岡駅から美術館まで行けるバスが少ないためか、休日でも人が少なくてゆっくり楽しめました♡ちなみに私は盛岡駅から美術館まで20分歩きました(笑)
11:30 岩手銀行赤レンガ館
美術館近くから盛岡バスセンター(岩手銀行赤レンガ館近く)まで乗り換えなしで行ける数少ないバスに乗って、岩手銀行赤レンガ館に到着です。
1911年に盛岡銀行本店として完成し、なんと2012年まで銀行として使われていたんだとか。東京駅の駅舎を建築したことでも有名な辰野金吾氏が設計した建物だそうです。
12:30 シェ・ムラ・ブル・リス
フレンチの美味しい店があると聞いて、ランチはこちらにしました。お得なランチコースなのに、味はもちろん接客もすごく丁寧で、贅沢な時間を過ごせました!
15:00 南昌荘
ランチのお店から歩いて15分ほどの場所にある南昌荘です。
カフェタイムに訪れたため人が多く、床に緑が映り込む様子はうまく撮影できませんでしたが初夏の快適な時間を過ごすことができました。
15:30 旧石井県令邸
現在の県知事に相当する「県令」の家として1885年から1886年に建設されたそうです。中に入れるタイミングではなかったため、外から見学しましたが、開放されているタイミングで訪れた方はぜひ入ってみてください。
16:15 Nagasawa COFFEE
ニューヨークタイムズの記事にも掲載されたこちらのカフェ。
店主の長沢さんは、東日本大震災で出店をあきらめかけるも、ボランティアで被災者にコーヒーを届けることを通して、再び「コーヒーを通じて岩手を元気にしたい」と思いNagasawa COFFEEをはじめたんだとか。
お土産に購入した「キープスマイルブレンド」のコーヒー、大切に飲みたいと思います。
17:00 光原社
宮沢賢治の『注文の多い料理店』を出版し、その後、民藝店となった光原社。現在は民芸品を購入できるだけでなく、可否館でカフェタイムを過ごすこともできます。
休日のカフェタイムに訪れたため、少し並んでおり、私は入るのを諦めましたが、気になる方はぜひ時間に余裕を持って訪れてみてください☺︎
18:15 盛岡駅発
盛岡駅でお土産を購入し、新幹線に乗って帰路に着きます。
どこかにビューーン以外なら一ノ関駅までの新幹線利用もおすすめ
今回私たちは、「どこかにビューーン」を利用していたため、平泉近くの一ノ関駅で下車できませんでしたが、普通に新幹線を予約される方は、土曜の朝東京を出発して、平泉駅近くの一ノ関駅で新幹線を下車するのもおすすめです。(「どこかにビューーン」では、停車さえすれば途中下車自体は可能なのですが、「はやぶさ」に乗ることになった場合はそもそも一ノ関駅に新幹線が停車しないので、降りることはできません。)
以上、盛岡を中心に岩手を楽しむ週末旅行モデルプランでした!