角島大橋も萩も秋芳洞も下関も!山口をぐるっと巡る欲張り旅モデルコース2泊3日

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こんにちは。のの(@n17hello_world)です。

今回は山口県の見所をぐるっと網羅して、門司港にも立ち寄ってしまう欲張りプランのご紹介です!カメラ好きさんも、幕末好きの史跡めぐり旅派さんも、温泉でまったりしたい人も、地学を学んだ理系さんも、みんな楽しめるプランとなっています☺︎

ちなみにですが、今回の旅行のように少しお値段高めの旅館に宿泊する場合、日曜の宿泊料金よりも金曜の宿泊料金の方が圧倒的に高いことが多いため、金曜ではなく月曜に有休を取るのがおすすめです!

では早速、見ていきましょう。

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1日目-土曜日-

10:30 新山口駅集合

新山口駅でレンタカーをかりました。今回は山口県をぐるっと一周する欲張り旅なので、移動手段は車にしました。宇部山口空港着の場合は、新山口駅よりもキワ・ラ・ビーチに近いので、キワ・ラ・ピーチに少し早く到着することが可能かと思います。

11:30 キワ・ラ・ビーチ

干潮で風のない日には、水面がきれいに反射して、まるでウユニ塩湖のようだと話題のこのビーチ。しかし私の行った日は潮が十分に引ききっておらず、ウユニ塩湖のような写真を撮影することはできませんでした…。旅行される方は、ぜひ干潮になる日時を事前にご確認ください。目的の写真は撮影できなかったものの、晴れた日の穏やかな海を眺めるのんびりした時間を楽しむことができました。

一番水面に反射してそうな写真を載せてみましたが、伝わりませんね…。
キワ・ラ・ビーチという名前は、岐波(きわ)という地名に由来するんですね。ラはフランス語の冠詞”la”かな?と思いましたが、beachという単語はフランスで一般的には使わないらしいので、他の言語からきているのかもしれません。ご存知の方がいたら教えてください!(ちなみにですがthe beachはフランス語でla plage。フランス風に発音するとbeachとbitchが似過ぎているため、beachという単語は避けられるそうです(笑))

13:00 門司港

山口県から少し出て、福岡県北九州市にある門司港までやってきました。下関から車で20分もかからない場所にあるので、下関に行くのであれば門司港も一緒に訪れるのがおすすめです!

1889年の開港から続く港町のレトロな雰囲気を楽しむことができます。

13:15 旧門司三井倶楽部でランチ

アインシュタインも宿泊したという旧門司三井倶楽部の1階は、現在レストランとなっており、門司港名物の焼きカレー等を食べることが出来ます。

食後は旧門司三井倶楽部の2階を見学しました。

14:30 門司港お散歩

港駅や港のまわりなど、レトロな街並みを散策しました♡

門司港駅では、駅員さんが特別な制服を着ていました。シャイガールなので写真撮影のお願いはできませんでしたが…(笑)

門司港には可愛らしいお店も並んでいます。

昭和2年まで実際に使用されていたという旧門司税関では、税関のキャラクターであるカスタムくんが出迎えてくれます。安直すぎるネーミングでは!?とも思いましたが、絶対に忘れない名前なので、ネーミングセンスは良かったということなのでしょう。カスタムくんという名前の響きもなんだか可愛いですもんね。

16:00 下関へ

下関条約締結の舞台となった春帆楼は、今も割烹旅館として営業しています。その隣にある資料館には、下関条約時に使用されたテーブルや椅子などが展示されていました。「全権大使伊藤博文」「全権大使李鴻章」歴史の時間に覚えましたね!懐かしい!日本側も清側も、一番偉い人の椅子だけが少し豪華になっていたのが印象的でした。

16:20 赤間神宮

次に訪れたのは、安徳天皇が祀られている神社です。下関約締結からさかのぼること700年、壇ノ浦で平家は源氏に敗れ、安徳天皇は2歳という若さで入水しました。その壇ノ浦も下関にあります。

海を高台から見下ろせる感じが素敵でした!

17:00 旧下関英国領事館

小さな建物ながらも、いろんな場所にピーターラビットがいて訪れる人を迎えてくれます。

領事館が置かれるほど、重要な港だったということが伝わってきますね。

20:00 宿へ

実は直前でルートを変更したため、1日目に萩にある宿に泊まってから、2日目に山口県の北西側をまわることになりました。少し非効率な場所での宿泊となってしまいましたが、部屋は広いしふぐづくしな夕食が食べられたのでよしとします!そして、お宿にはいろんな種類の温泉があったのですが、中でも立って入れる露天風呂が個人的には好印象でした。風呂につかりながら積もる話をしていたら、なんと1時間半も経っていたほどです(笑)

萩本陣
山口県萩市大字椿東385-8

2日目-日曜日-

8:30 起床

宿で朝ごはんを食べ、チェックアウトをして出発です。車を使っての旅で、荷物を持ち運ぶのが比較的楽なので、1日目と2日目で宿を変えてみました。

11:00 元乃隅神社

海に向かって鳥居が続いている神社で、海の青と鳥居の赤のコントラストがとても綺麗でした。

鳥居を抜けた先にある岩場の上からは海を見下ろすことが出来ますが、少し足場が悪くて柵もないため、動きやすい服装と滑らない靴がおすすめです!

13:00 角島大橋

元乃神社から車で約40分で角島大橋に到着です。エメラルドグリーンの海を通って本州と角島を結ぶこの橋、本当に美しいですね。このような南国みたいな海も、日本海の深い青色をした海も、穏やかな瀬戸内の海も見ることができる山口県ってすごいのでは!?密かに感動してしまいました。

14:00 ランチ

角島に渡って瓦そばをいただきました。

16:00 宿へ

この日は「全ての客室から海に沈む夕日を眺めることができる」というお宿に宿泊しました。夕日までにチェックインを済ませるために、1日目よりも圧倒的に到着時間が早いのです(笑)ご飯もおいしく、素敵な時間を過ごせました。

萩温泉郷 夕景の宿 海のゆりかご 萩小町
山口県萩市椿東6509

3日目-月曜日-

8:00 起床

この日の宿も朝食付きだったので、宿でご飯を食べて出発です。

10:00 松下村塾へ

松下村塾の建物は、松陰神社の中にあります。私が訪れた際は、松陰神社の駐車場付近にボランティアガイドの方がいて、なんと無料で案内してくれました!事前にしっかり歴史背景を調べられていないときは、ガイドさんが教えてくれると本当にありがたいですね。

吉田松陰は、29歳の若さで亡くなっていますが、その若さで多くの幕末の志士に影響を与えるほどの知識と求心力があったのかと思うと、本当にすごい人だなと改めて思いました。藩士の長男として生まれた高杉晋作は、藩校である明倫館での勉強が終わってから松下村塾に学びに来ていたのだとか。とても勉強熱心ですね。歴史に名前が残っているだけのことはあります。

この松陰神社では、傘の形をしたかわいいおみくじを引くことができます。時間によってはおみくじが売り切れてしまうこともあるようなので、普通のおみくじではなく傘の形をしたおみくじの方にチャレンジしてみたい方は、早めの時間に訪れるのがおすすめです!

11:30 萩焼のお店へ

萩といえば、萩焼が有名ですね。というわけで、雅萩堂という萩焼専門店に立ち寄りました。実は、萩焼に対して、少し地味なイメージを持っていたのですが、最近の作家さんは色々な工夫をされているそうで、パステルカラーのグラデーションのお皿など、思わず一式揃えたくなるようなおしゃれな食器たちが並んでいました。私たちが訪れた際は、比較的お店が空いていたからか、お茶とお茶菓子まで出していただきました。

12:30 萩の街並み散歩&ランチ

萩の趣ある街並みをぶらぶら散歩していた時に目に入ったカフェで、ランチをいただきました。といいつつ、朝ご飯をたっぷり食べていたので私はスイーツにしてしまいました(笑)

私たちは幕末の志士たちの生家には入らず、外から見ただけでしたが、時間があれば入ってみるとより楽しかったかなと思います。

15:30 秋芳洞

この旅最後の観光スポットは秋芳洞です。秋芳洞の中には、ボタンを押すと解説を聞くことができる機械が所々に設置されていて、事前知識がなくても楽しむことができます。想像もつかないような長い年月をかけて自然が生み出した神秘的な空間にいると、自分の悩みがちっぽけなものに感じたり、逆に自分にはそんなに時間がないから頑張らなきゃと焦る気持ちになったり…(笑)

私たちは一般のコースのみを楽しみました。急峻というほどではありませんが、階段もある道を1時間程度歩くので、ある程度体力を温存した状態で向かった方がいいかもしれません。ちなみにですが、追加料金300円で「冒険コース」も用意されているようなので、体力に自信のある方はぜひチャレンジしてみてください。本当は鍾乳洞を抜けたところにある秋吉台の写真撮影を楽しみたかったのですが、新幹線の予約の関係で時間切れとなってしまいました。新幹線の時間を少し遅めにずらせる方や、遅い飛行機を予約した方はぜひゆっくりしてみてください。

18:00 新山口駅

山口県をぐるっと回って、新山口駅まで戻ってきました。

モデルコースは以上となります。車必須のプランですが、いろいろな山口の素敵スポットを巡ることができて楽しい旅行になりました。今回見つけた魅力的な場所に、ゆっくり滞在するような旅行もいつかしてみたいですね!

Instagramに他の旅先の写真も載せているので、お時間あればぜひ見てください☺︎

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