瀬戸芸期間中もそれ以外でも!アートの島、直島を優雅に満喫する2泊3日モデルコース

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瀬戸内国際芸術祭2022(トリエンナーレ)開催中の直島を、ベネッセハウスホテルの宿泊者特典を利用しながら大満喫してきたので、モデルコースとしてまとめてみました。

瀬戸内国際芸術祭期間以外でも見学できる場所も多いので、開催期間以外に訪れる方にも参考にしていただけると思います。

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1日目

11:20 宮浦港着

今回は岡山県の宇野港からフェリーに乗って直島を訪れました。フェリーだと20分、高速船だと15分の乗船時間で、料金は同じです。

瀬戸芸開催中は混雑するため、特に高速船は定員オーバーで乗り切れないこともあるようです。直島は香川県にありますが、岡山県の宇野港からの方が直島までの船の乗船時間は短くなります。

11:30 木の崎うどん

少し早いですが、直島に着いてすぐ、混み始める前にお昼ご飯にしました。

木の崎うどんでは、観光地の直島にしては良心的な価格でうどんをいただくことができます。コシがあるぶっかけうどんをいただきましたが、暑い日にピッタリでした。風の通りがいいので客としてはそこまで気になりませんでしたが、クーラーが付いていない店内で働いている店員さんは大変だなと思いました。

12:00 Naoshima Pavilionと赤かぼちゃ

ランチを終えて海の駅に戻る途中に、有名な直島パヴィリオンと赤かぼちゃに立ち寄りました。

どちらも、独特のかっこよさがありますね。

13:04 地中美術館

赤かぼちゃすぐの海の駅直島から、ベネッセハウスの宿泊者専用バスに乗って地中美術館に向かいました。無料で地中美術館まで途中下車することなく連れて行ってくれるのももちろん嬉しいですが、それ以上に、バスに荷物を預けると部屋まで運んでおいてくれるのが嬉しいポイントでした。

事前予約が必須とは知らず、前回来た時は入ることができなかった地中美術館に、ついに来ることができました!ほとんどの場所が撮影禁止だったため、写真をお見せできないのが残念です。
安藤忠雄氏の建築と、展示作品が調和して、空間全てを楽しむことができる美術館でした。
特に、ウォルター・デ・マリア氏の作品では、施設内に反響する音が展示作品の神秘的な雰囲気を一層引き立てていました。

次の美術館に行く前に、地中美術館入場者しか入れない、地中カフェで一休みしました。

16:22 李禹煥美術館

アーティスト李禹煥氏と建築家安藤忠雄氏のコラボレーションによる作品で、李禹煥氏の1970年代から現在に至るまでの作品が展示されているそうです。

海と山という自然の中にある美術館で、ものごとの余白について考える時間を持つことができました。

16:32 ベネッセハウス パーク

一旦、ホテルにチェックインです。私はベネッセハウスホテルの中では比較的リーズナブルな、パーク棟に宿泊しました。

パーク棟でも安くはないのですが、さまざまな宿泊者特典を考えると、泊まることにしてよかったなと思います。

ベネッセハウス <直島>
〒761-3110香川県香川郡直島町琴弾地

↓ブログに詳細をまとめているので、もしよければこちらもご覧ください。

【宿泊記】直島のアートホテル「ベネッセハウスホテル」宿泊レビュー!宿泊者特典を考えると、とてもお得な宿でした!
瀬戸内国際芸術祭(トリエンナーレ)開催中の直島で、泊まれる美術館として話題の「ベネッセハウスホテル」のパークデラックスダブルに宿泊してきました! 宿泊を検討されている方のために、写真と一緒にお部屋の様子や利用してよかった宿泊者特典、設備などをご紹介します。

17:41 宮浦港

再び宮浦港までバスで向かい、I♡湯を外から見学したり、バーに立ち寄ったりした後、島で唯一のセブンイレブンで晩ごはん&朝ごはんの買い出しをしました。I♡湯で実際にお湯に浸かろうかとも思いましたが、女性側のお風呂は混雑していてすぐに入れなかったため、今回は外からの見学のみにしました。

18:04 ベネッセハウス パーク

ホテルに戻ってリラックスタイムです。夜の時間に、ベネッセハウス内の時の回廊を見ながら、ラウンジで紅茶をいただくことができるのも、宿泊者ならではの体験でした!

2日目

10:02 ホテル発

この日は遠くまで出かけずに、ベネッセアートサイト内の施設を満喫しました。

10:05 ベネッセハウスミュージアム

まずはベネッセハウスミュージアムに到着です。

現代アートは解釈が難しいものが多いですが、こんな意味かな?あんな意味かな?と色々考えながら見て回るのが楽しいですね。

ランチも、ミュージアム内のカフェでいただきました。

13:02 ヴァレーギャラリー

ヴァレーギャラリーには、草間彌生氏の作品「ナルシスの庭」と小沢剛氏の「スラグブッダ88」が展示されています。

13:28 ベネッセハウス パーク

お土産物やさんを見たり、芝生の作品を見たり、部屋でのんびりしたり。素敵なホテルに泊まるときこそ、まったり語り合う時間も大事にしたいなと思います。

15:57 ベネッセハウスミュージアム

ベネッセハウスミュージアムに戻り、ミュージアムツアーに参加しました。解説なしで見ていた時には気づかなかった、美術館内だけでなく向かい側の崖にまで海の写真が展示されている様子や、コンクリートにひっそり植物が生えているような作品についての解説を聞くことができました。解説を聞く前に一度見学したおかげで自由な感性で見ることができたと思うので、何回も見に行ったのは正解だったなと思います!

17:15 ベネッセハウス パーク

ベネッセハウスミュージアムでミュージアムツアーに参加した後は、パーク棟に戻って杉本博司ギャラリー・時の回廊のミュージアムツアーに参加しました。

各写真がどこで撮影され、どのような意味を持って配置されているかの解説を聞くことができたり、「時の回廊」の石碑がひっそりと設置されている場所を教えてもらったりと楽しいツアーになりました。

21:15 ベネッセハウスミュージアム

夜の美術館の、また違った雰囲気を楽しむため、そして洗濯機を使うため(笑)に本日3回目のベネッセハウスミュージアムです。

21:45 ベネッセハウス パーク

車の送迎にてベネッセハウス パークに戻ってきました。

3日目

瀬戸内国際芸術祭のパスポートが大活躍な1日でした。

10:45 ホテル発

バスに乗って本村まで向かいます。

10:50 家プロジェクト「南寺」

こちらの「南寺」を鑑賞するには整理券が必要です。当日朝「本村ラウンジ&アーカイブ」までもらいにいくか、ベネッセハウスの宿泊者であればベネッセハウスのレセプションで事前予約することで入手可能です。

「真っ暗な中に入ってしばらく座っていると、少しずつ目が慣れてきて、直前まで何も見えなかった光が見えてくる」という体験ができるのですが、視覚が拡張されていくような、とても印象的な体験となりました。

11:20 家プロジェクト「角屋」

こちらの「角屋」は、水中のいろんな色に光るの数字がいろいろな速度でカウントアップされていく様子を見ることができる作品です。

家プロジェクト第一弾だそうです。こちらの作者の宮島達男氏による、数字がカウントアップされていく作品は、「角屋」以外でもさまざまな場所でみることができるそうです。直島内では、ベネッセハウスミュージアムに、他の種類のものがあります。

11:40 家プロジェクト「護王神社」

なだらかな山道を少し上った先に、「護王神社」があります。まずはお参りを済ませ、地下を見学します。

暗い場所から見える、瀬戸内海を切り取った様子は、景色自体が作品と言えるような美しさを持っていました。

12:15 ランチ

少し並びましたが、私たちは「あいすなお」でランチをいただきました。

瀬戸芸開催期間外であれば予約できるそうなので、可能な方は予約も活用しましょう。炎天下で待つ必要があるため、混雑している場合は、本村周辺の他のレストランも候補に入れたほうがいいかもしれません。

13:15 The Naoshima Plan「水」

水に足をつけられるので、見た目が綺麗なだけでなく、涼しさを感じながらまったりできたのがよかったです。

足を拭くためのタオルは売られていますが、割高なため、足をふく用のタオルハンカチなどを持参するのがおすすめです。

13:45 家プロジェクト「はいしゃ」

その名の通り、昔歯医者だった建物がアート作品になっています。

14:00 家プロジェクト「碁会所」

片方の間には椿が、もう片方の間には何もないという作りになっています。

庭も含めてアート作品となっているようでした。

14:10 ANDO MUSEUM

木造の民家の中に入ってみると、安藤忠雄氏らしいコンクリート打ち放しの世界が広がっています。自然光が入ってくる設計なので、コンクリートの中に優しさが感じられる、不思議な空間となっていました。

14:40 家プロジェクト「石橋」

明治時代に製塩業で栄えていた石橋家の家屋を使ったアート作品だそうで、中央に石が置かれているだけなのになぜか落ち着く庭を縁側から眺めたり、部屋の奥の滝をモチーフにした作品を鑑賞したりすることができます。

暑かったのであまり長くは滞在できませんでしたが、気候が穏やかな時であれば、縁側に座ってのんびりするのも素敵だろうなと思いました。

15:14 地中美術館

「ベネッセハウス宿泊者は無料で再入場できる」という特典を利用して、直島出発前に再び地中美術館を訪れました。全てを見るのではなく、気に入った部分だけをじっくり見学したことで、1回目には気づかなかった建築上の工夫に気づけました。また、お土産物屋さんにもう一回入れたのも地味に嬉しいポイントでした。

17:27 宮浦港

最終便ではなく、少し早めの船で宇野港へ戻りました。

以上、直島を優雅に満喫する2泊3日のモデルコースのご紹介でした。
今後直島を訪れる方の参考になれば嬉しいです!

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