吾妻山公園に立ち寄る箱根まったり旅1泊2日モデルコース

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もともと日帰りで吾妻山公園に富士山と菜の花を見に行く予定だったのですが、「あれ?吾妻山公園って箱根に近いよね?」と気付き、じゃらんのポイントが有効期限間近だったこともあって急遽1泊旅行に変更した際のモデルコースを書いておきます。

事前に調べきれなかった反省点も記載しているので、これから旅行する方の参考になるかなと思います!

星の王子さまミュージアム
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1日目

11:00 小田原駅着→登山鉄道乗車

都内からだと新幹線を利用すればもちろん早いのですが、小田急線の在来線でも新宿から約1時間半で到着です。箱根でがっつり電車やバスに乗る場合は「箱根フリーパス」もおすすめですが、今回はあまり行動範囲が広くないので一回一回支払った方がお得です。観光地なので、登山鉄道もバスも交通系ICカードがちゃんと使えます!
小田原駅からはバスで行った方が乗り換えもなく早いのですが、登山鉄道に乗ってみたかったので電車で宮ノ下駅まで向かいました。
箱根の斜面を電車で登るのは難しいため、スイッチバック(まっすぐ登らず、ジグザグ進む)をしながらの運行となります。まっすぐ行かないのでバスより到着が遅いんですね!そんなスイッチバック運転をしながらでも、3両編成の電車の場合、先頭と最後尾の高さの差は3メートルにもなるんだとか。

12:00 渡邊ベーカリー

テレビにもよく取り上げられるという評価の高い渡邊ベーカリーでシチューパンをいただきました。席は2人掛けのテーブルが4つで、私が座ったあとすぐに埋まってしまいました。

渡邊ベーカリー

ドリンクセットで1,050円です。味を表現すると、「めちゃくちゃ美味しい給食」といったところでしょうか。最新のおしゃれな味、というわけではないけれど、どことなく懐かしい安心感のある美味しさでした。

シチューパン

話題の梅干しあんぱんも気になったので、食後おやつ用にテイクアウトしました。

13:00 彫刻の森美術館

渡邊ベーカリー近くの「ホテル前」バス停から「二の平入口」バス停までバスに乗って彫刻の森美術館に向かいます。誰でも使える彫刻の森美術館の割引クーポンは、「公式ホームページから印刷」と「コンビニで購入」(いずれも100円引き)があります。「二の平入口」バス停を降りてすぐの、彫刻の森美術館に行く途中の道にセブンイレブンがあるので、そちらで購入するのが便利かと思います!現金ではなく、クレジットカードで購入できたのも地味に嬉しいポイントです。お子様連れの方が土曜日に行く場合や、箱根フリーパス・わかばカードをお持ちの方は、それらを使用した方が割引率が高くなるようです。

ステンドグラスの螺旋階段。

彫刻の森美術館螺旋階段

ピカソの絵をしっかり鑑賞することもできます。

ピカソ館

お子さんに大人気だというネットの森

ネットの森

ちなみに、もうひとつの人気スポットだった「シャボン玉のお城」はコロナの流行を機に撤去されてしまったのだとか…。
お子さんがいるなら絶対写真を撮りたくなるような、目玉焼きのベンチ。

目玉焼きのベンチ

いろんな世代の人が楽しめる施設となっているところが素敵でした。

彫刻の森美術館オブジェ

14:30 星の王子さまミュージアム

今回の旅で、予想外に長時間楽しめたのが、こちらの星の王子さまミュージアムです。もともとの目的は、「全然フランスに行けないので、せめてフランスっぽい街並みで写真を撮りたい」というものでした。それにプラスして、謎解きとサン=テグジュペリの波乱万丈な人生についての展示が面白く、気づけば閉園間際の時間まで楽しんでいました。

王さま通り

こちらの星の王子さまミュージアムですが、私はHISのクーポン(こちらのサイトの「クーポンをGET!」をタップした後の画面を見せるだけで誰でも200円割引)を利用しましたが、もし前日までに準備できるのであれば、じゃらんを使って事前に予約もおすすめです!じゃらんのクーポンが使えるとかなりお得になるので!

星の王子さまオブジェ

入場の際に謎解きグッズも購入できます。

謎解きグッズ

まずは、イメージしていた街並みの写真を撮影し、謎解きをしながらミュージアム内を回っていきます。

星の王子さまミュージアム建物

謎解きについてはネタバレを避けるために詳しくは書きませんが、時間を取られすぎることなく、それでいてしっかり頭を使う問題もあるという、ちょうどいい難易度でした!たまに脱出ゲームであるような、「次に進むためには、そんなひらめきが必要だったの…?思いつかないよ…」みたいな難易度の問題はありませんので、気軽に参加できると思います。

星の王子さまミュージアム

この星の王子さまミュージアムで、意外にも一番時間を使ったのがサン=テグジュペリの生涯についての解説を読み進めるコーナー。もはや”サン=テグジュペリ記念館”を名乗ってもいいんじゃないかというぐらいの解説の充実っぷりです。”星の王子さまミュージアム”という名前の方が絶対集客力は高いと思いますが(笑)

星の王子さまミュージアム絵本のオブジェ

第一次世界大戦、第二次世界大戦という激動の時代の中で、由緒正しい伯爵家に生まれたものの、伯爵家だというだけで優雅な暮らしができる時代が終わってしまうという経験をしたり、まだ今ほど安全性も高くない飛行機のパイロットとして世界中を飛び回るという生涯を送ったりしたからこそ、あのように奥行きのある『星の王子さま』が生まれたのかなと思いました。

星の王子さまミュージアムライトアップ

私はInstagramのプロフィール欄に、星の王子さまに出てくる名言”On ne voit bien qu’avec le coeur.”(「心で見なきゃ、(ものごとは)よく見えない。」)を記載しています。そこまで深く考えたわけではなく、綺麗なフランス語だな程度の感覚で載せていたのですが、サン=テグジュペリの人生や、ナチスドイツ軍の偵察飛行に消息を絶ったという最期(一旦はアメリカに亡命するも、志願してフランス軍の飛行部隊に加わった)を知った後だと言葉の重みが違うなと感じました。

星の王子さまミュージアムシャンデリア

星の王子さまは絵本の延長線上の感覚で読むと意外と難しくて、なんとなくわかったようなわからないようなという感想を持ってしまう人もいるのではないかなと思います。(私がそうです!(笑))

薔薇

そんな人はぜひ星の王子さまミュージアムでじっくり展示を読んでみてください!!

18:00 ホテルへ

星の王子さまミュージアム付近で夕食を済ませ、箱根仙石原プリンスホテルに向かいます。私たちは近くのバス停から10分程度歩いて行ったのですが、連絡すればバス停まで送迎に来てくれたのだとか…!リサーチ不足でした…!宿泊される方は、ぜひ利用してみてください。

20:00 ホテルの温泉でのんびり

温泉がついているホテルはやっぱり素敵ですね!

2日目

9:00 起床

箱根仙石原プリンスホテルには、宿泊代金の30%分のホテルクレジットがついてくるプランで宿泊しました。そのホテルクレジットを使って、景色を一望できる朝食会場で美味しそうな3,000円の朝食を食べる!、はずだったのですが…。のんびり準備をしているとラストオーダーの9:30を超えてしまっていました…。悲しい…。宿泊される方はお気をつけください。いつかリベンジしたいと思います!

朝食のラストオーダー後、14:00 にカフェが営業を開始するまで飲食できる場所はなく、仕方ないのでホテルクレジットは売店(午前は11:30までの営業)で利用しました。購入したラスクが美味しかったのでよしとしましょう。

11:00 チェックアウト

この時間までゆっくりできるのも、まったり旅には嬉しいポイントですね!

11:30 小田原駅へ

事前予約が必要ですが、ホテルの送迎バスで小田原駅まで送迎してもらえます。11:30ホテル出発なので、急いで観光する場合は使いにくいですが、まったり旅には最高ですね。ホテルから小田原駅まで路線バスで行くと1人1,000円以上かかるので、ホテルの料金を比較する際は、こういったサービスも含めて見る必要があるなと感じました。

小田原駅周辺商店街

13:30 ランチ

サカナキュイジーヌ・リョウで「まかない丼」をいただきました。いろんな種類のお魚がたっぷりのっていて、満足度の高いランチとなりました。それにしてもキュイジーヌ(=cuisine。フランス語で「料理」)と、星の王子さまミュージアムに続いて、なんだかフランスの存在感が強い旅です(笑)

サカナキュイジーヌ・リョウまかない丼

15:30 吾妻山公園到着

小田原駅から電車で二宮駅まで向かい、そこから徒歩で約20分登って、菜の花と富士山が綺麗な展望台に到着です。 駅からまっすぐ行った入り口から登ったほうが楽なのですが、私たちは駅を出たところを左に曲がってしまい、登り切ったあとはしばらく座って休憩するほど疲れてしまいました(笑)展望台付近に自販機はありますが、途中で飲めるよう、ある程度は持参するのがおすすめです。

菜の花の見頃は例年1~2月ですが、他の季節も桜やコスモスなどが咲くそうなのでぜひチェックしてみてください。

富士山と菜の花の写真を取れたり、

吾妻山公園

海と菜の花の写真をとれたり

吾妻山公園

夕日と菜の花の写真がとれたり

吾妻山公園

たっぷり楽しむことができました。

17:30 二宮駅発

二宮駅からは、小田原駅に戻るよりも東海道線などを利用した方が効率的かもしれませんね!

以上、吾妻山公園に立ち寄る箱根まったり旅もご紹介でした。今回の学びは「事前のリサーチは大事」ということですね。ホテルの無料送迎サービスも、施設入場料の割引も、朝食のラストオーダーの時間も!(笑)快適にお得に旅を楽しむために必要な情報でした。その点、このブログを読んでいただいた皆さまは大丈夫ですね!

Instagramに他の旅先の写真も載せているので、お時間あればご覧ください☺︎

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