JPKI暗証番号リセットアプリの使い方と安全性の考察_マイナンバーカードの署名用電子証明書の暗証番号を忘れた時にもコンビニで初期化可能です

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マイナンバーカードとスマホを使って家でできるようになった確定申告。
「ふるさと納税のワンストップ特例をいちいち郵送するよりもラクなのでは?」と思い、今年は確定申告することにしました。ですが、書類をWeb上で提出する際に必要な署名用電子証明書の暗証番号(6文字以上16文字以下の英数字)を忘れてしまっており、危うく提出できない、という事態が発生したのです。

JPKI暗証番号リセットアプリを利用して暗証番号の再設定に成功し、無事役所に行かずに確定申告を終えることができたので、その方法とアプリの安全性についての考察を記載しておきます。


2022年の2月から、アプリとセブンイレブンのコピー機を使って署名用電子証明書の暗証番号初期化できるようになったようですが、「署名用電子証明書の暗証番号 忘れた」などで検索すると「役所に行かなきゃリセットできないよ〜」といった昔の記事が多くヒットしてしまうので、この記事が少しでも私と同じ状況に陥った方の役に立てばと思います。

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署名用電子証明書の暗証番号とは

マイナンバーカードを市区町村の窓口で受け取った際に、自分で設定した6文字以上16文字以下の半角英数字のパスワードのことです。e-Taxなどインターネット上で電子申告をする時に必要になります。
マイナンバーカードを受け取った際に一緒にもらった「マイナンバーカードのしおり」の6ページにパスワードをメモする欄があるので、忘れてしまった人は一度確認してみましょう。

署名用電子証明書の暗証番号を役所に行かずに再設定できる条件

2022年1月以前は役所に行く必要がありましたが、今は役所に行かずに再設定できます。
役所に行かずに署名用電子証明書の暗証番号を再設定するには、以下の3つの条件を満たす必要があります。
①スマホが利用できる
②セブンイレブンが近くにある
③利用者証明用パスワード(利用者証明用電子証明書の暗証番号)を覚えている
利用者証明用電子証明書の暗証番号とは、マイナンバーカードを市区町村の窓口で受け取った際に、自分で設定した4桁の数字です。これも「マイナンバーカードのしおり」の6ページにメモする欄があります。

署名用電子証明書の暗証番号再設定方法

スマホ上での作業

1. App StoreやGoogle playから「JPKI暗証番号リセットアプリ」をダウンロード

2. 規約・ガイドを下まで読んで(スクロールして)同意をタップ

3. パスワード初期化予約をタップ

4. 次へをタップ

5. 次へをタップ

6. カメラでマイナンバーカードを読み取り

7. 生年月日、有効期限、セキュリティコードが正確に読み取れていない場合は修正して、次へをタップ

8. 次へをタップ

9. 次へをタップ

10. 利用者証明用パスワードを入力

11. マイナンバーカード読み取り

12. スマホで顔の撮影

以上で、アプリでの予約が完了です。予約完了画面に記載された日時までにセブンイレブンに向かいましょう。

ちなみに

このアプリ、読み取りに失敗したり入力を間違えたりすると落ちてしまって最初からやり直しになります…。せっかくマイナンバーカードを読み取れても、顔の撮影で認証失敗したらまた1. からのスタートです。
私の場合は、髪型を写真と同じにして認証に臨み、無事に認証成功しました(笑)

セブンイレブンのマルチコピー機での作業

  1. 「行政サービス」を選択
  2. 「マイナンバーカード」を選択
  3. 「署名用パスワードの初期化・再設定」を選択
  4. 「同意する」を選択
  5. マイナンバーカードをセット(パスワード再設定が終わるまで置いておく必要があります)
  6. 新しいパスワードを入力(確認用に2回入力します)

以上でパスワードの再設定が完了です!!
確定申告の電子署名も行えるようになります。

JPKI暗証番号リセットアプリって安全なの?

マイナンバーカードを読み取らせるわけですし、安全性は気になるところですよね。そもそもアプリは公式のものなのか、そして、アプリに脆弱性はないかという2点で考えてみたいと思います。
まず、もそもアプリは公式のものなのかという点ですが、この記事執筆時点では大手メディアなどで取り上げている記事が少ない状況です。一方で、市役所のウェブサイトで少しずつ掲載されてきていますし、アプリを利用したリセットについて記載してあるこのサイトやこのサイトのドメインは日本国の政府機関等しか利用できない「go.jp」となっており、日本政府関係の公式なサイトと考えることができます。
次にアプリの脆弱性については、現状でソースコードも見ずに(私の場合は見ても分かりませんが!(笑))断言できることはないのが現状です。

以上、マイナンバーカードの署名用電子証明書の暗証番号を忘れてもアプリとコンビニで初期化する方法についてまとめてみました。

個人的には、会社を休まずにすんでほっとしました。個人情報流出の不安は全くないとは言えませんが、少しずつでも便利な世の中に近づいているのかなと希望が持てました。
この記事が、私と同じように署名用電子証明書の暗証番号を忘れて困っている人の役に立てば嬉しいです。

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